IoTエンジニアが勉強しなければならないことは、非常に多いです。
一般のプログラマなら、狭く深く勉強をして行けばいいのですが、IoTエンジニアは浅く広く勉強をしていく必要があります。プログラミングはもちろんのこと、ネットワークやセキュリティについてもよく勉強をしておかなければなりません。
また、対象のデバイスについての知識も不可欠になります。たとえば冷蔵庫をネットに繋ぐのであれば、冷蔵庫の仕組みをしっかりと勉強しておく必要があります。太陽光発電システムをネットに繋ぐのであれば、太陽光発電システムに関する知見が求められるでしょう。
何か一つだけ極めればそれでいいという仕事ではない点が特徴です。自主的に勉強をして行かなければ、すべてをカバーすることはできません。知識に穴があれば、現場で使える人材だと認められることもないでしょう。
特にセキュリティについては深く知っておく必要があります。なぜなら、一般的にIoTの一番の不安点はセキュリティ面にあると考えられているからです。弱点をカバーするためにも、暗号化の基礎についても勉強が必要ですし、各種認証技術についてもよく知っておかなければいけません。
また、クラウドと連携を取りながらサービスを提供することが多くなるため、クラウド全般についての知識も求められることでしょう。仕事をしながら新しい勉強をす進めていくためには、休日の過ごし方を見直すと良いかもしれません。